日本脱出

ワーキングホリデー、アジア旅行、適当な話をちょくちょく書いてます。

ファーム仕事 (後編)

ズッキーニファームで5カ月働き、次に働いたのはエッグプラント(ナスビ)ファーム。

 

「地獄のナスビファーム」

ロスファームという地獄のファームで約2カ月働きました。ズッキーニファームもキツかったですけど、ここはキツイ+扱いが奴隷です。50歳ぐらいのスーパーバイザー、通称「ファッキン・ジョン」。彼はトラクターに乗ってタバコを吹かしながら、私達ワーカーを罵り続けます。それに耐えられない人はみんな辞めていき、動きの悪いワーカーもほとんどの人がクビになります。

ただ、かなり稼げます!!というのも、ロスファームのファーマーのロスには弟がいます。私達ワーカーはロスと弟のファームを掛け持ちで働きますので休みが基本ありません、だから稼げるんです。

仕事内容については基本はエッグプラントの収穫、プラスチック(ビニールシートを剥がす仕事)です、キューカンバーとカプシカムの収穫もあります。

私は稼げるのが分かっているので、2年目もここロスファームで6カ月働きました。

 

時給21$、平均労働時間は10~12時間、休みは週1日orなし、月平均4000~5000$。

 

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(キレイなナスビ、実際に見たらめちゃくちゃデカイです)

 

「マンゴー」

ワーホリ1年目の締めくくりはマンゴーのピッキングをしました。ですが、アジア人はマンゴーピッキングの仕事は基本もらえません。理由はマンゴーラッシュという病気にかかりやすいためです。ayrbackpackersでマンゴーピッキングの仕事をしていたのは私とコ―タ君(日本人)の2人だけでした。アジア人はみんなシェッドの仕事に回されます。

私とコータ君だけピッキングの仕事を獲得できた理由は、、、ロスファームの仕事に耐え抜いたからです。もし、マンゴーピッキングをしたい方はayrbackpackersのオーナー夫婦から振られた仕事はクビにならずに最後まで頑張ってください!!あと、オーナー夫婦に「私はハードワーカーだよ!!」とアピールしてください。

なぜ、アジア人はシェッドの仕事に回されるのか、、、それはマンゴーラッシュになる可能性が低いからです。ピッキングの場合はマンゴーを枝から引きちぎった際にスプレー上に汁が飛んできます。これにかかればもう終わりです。私もかかりました、、、肌は火傷したようにただれ、夜は痒くて眠れません。マンゴーラッシュになっても根性で無視してください。対処法はそれしかないです。。。あと薬が薬局に売っていますので、購入してください!

 

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(マンゴー食い放題)

 

マンゴーピッキングの仕事は退屈だけど楽しいです。一人一台クレーン車が与えられ、それを駆使して手でモギモギ採っていきます。コントラの仕事なので休憩も個人の自由!友達とボーっとタバコ吸ってる時間は楽しくて幸せでした。

1ビン40$、平均労働時間は12時間、休みは申告制、1カ月限定のお仕事です。

ドイツ人の友人は20日で10000$稼いでましたよ、確か。。。

 

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(こんな感じでマンゴーが大量に実っています)

 

コントラとは

時給ではなく、大きな四角の入れ物に収穫した果実・野菜をいっぱいに詰めて行う仕事です。1ビンあたりの金額が決まっているのでビンを作れば作るほど稼げます。

 

※マンゴーラッシュ

マンゴーのお汁にかかると皮膚が荒れて、痒くなります。シェッドの仕事でもかかる人多いです。仕事前には薬局に薬が売っているので買って飲んでください。

 

これが私の1st year の仕事です!!ayrbackpackersに滞在していれば基本仕事には困りませんので、おすすめですよ!!最後まで根気よく仕事に耐え抜いて頑張ってください。ワーホリ先輩達のおかげで、「日本人は働き者」というイメージをファーマーは持っていますので、なんとかなります!!

 

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(ビンをタクシー代わりにする私と運転手のトレント

 

 

それでは、また。

 

ファーム仕事 (前編)

「初ファーム仕事」

初仕事はプランティング、カボチャの苗を植える仕事をしました。前屈の姿勢で左手に苗の詰まった箱を持ち、棒で穴を掘り苗を植えます。簡単ですけど、長時間続けるとキツイです。腰が痛すぎて、本当に辞めようかなと思いました。その痛みを我慢していると、ファームハイが訪れます。これがくればもう大丈夫!痛みを感じなくなります。

 

※ファームハイとは

限界のその先、ランナーズハイのようなもの。

 

「エビ工場」

エビ工場では1カ月間働きました。私の経験した2年間のファーム仕事の中で最も良い仕事です。良い点としては、クーラーの効いた室内、エビが食べられる、魚を持って帰れる、稼げる。

時給は21$ですが、5時以降働けば残業代がプラスされ、土日に働けばさらに時給がアップします。土日の5時以降働けば、、、、、最高です。週に最高で1500$稼ぎました。月に換算すると5000$はあったと思います。主な仕事内容は機械を使ったエビの箱詰め、箱にステッカーを貼り運ぶ仕事、エビの仕分けの仕事。女性はエビの箱詰めです、私は全パートしていましたが、てきぱき仕事ができればクビにはなりません。ヨーロピアンの方は結構クビになっていました。

この仕事も楽そうに見えますが、労働時間が長い分疲れます(10~12時間)箱詰めとステッカー貼りは楽ですが、仕分けは大量に流れてくるエビを10時間以上見続けますから、目がおかしくなります。

仕事の期間は1カ月間だけです。この仕事をするには、できるだけはやくayrbackpackersに行くこと。3月中旬には行った方がいいです。しかし、ファームは運です、前乗りしたからといって必ずこの仕事を得ることができるわけではありません。

 

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(ビックリするぐらい大きいエビがごろごろしています、キモイです)

 

「ズッキーニ」

コリックスというめちゃくちゃでかいズッキーニファームです。ここでは5ヶ月半働きました。中腰&前屈でダッシュしながらズッキーニを取り、腕にズッキーニを積んでいきます。腕いっぱいになったら後方にあるトラクターに置きに行きます。トラクターが後方にあり追いかけられる形で仕事をします。遅い人はみんなに迷惑かかっちゃいます。でも、大丈夫!!ちゃんとサポートしてくれる人員がいるので助けてくれます。遅いとスーパーバイザーから、「お前が一番最後だぞ、急げ!」といわれますから気をつけてください。あと、ちゃんと中腰で仕事をしていない人はクビになります。早い人で30分でクビになっている人がいました。仕事はチーム制で15人がピッキング、2人がトラクターの運転という形です。なので、めちゃくちゃみんな仲良くなりますよ!!仕事はしんどいけど、最高の時間を過ごせて幸せでした。

 

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(ズッキーニはこんな感じで生えています、葉っぱはギザギザなので長袖・長ズボン必須です)

 

ここでの仕事は一緒に働いてるバックパッカーとスーパーバイザーからかなり認められ、「スーパーケイゴ」というあだ名を頂きました。「ズッキーニを腕にどれくらい積むことができるんだろう?」疑問に思い、ネットで検索してみると日本人最高のズッキーニを積んだ数が60個だったので、挑戦した結果、、、65個まで積めました。その時に言われたフィジー人の友達は「お前はトラクターか!!」というツッコミいただきました。人生初の他国の人からツッコミを受けてとても嬉しかったです。

最初は5チームぐらいで始まり、シーズンが終わりに近づくに連れてチームが解体されていきます。最後の1チームまで生き残ればバーベキューがありますので頑張ってください!!

時給は21$、平均仕事時間は6~8時間、週に850$ほど、週1~2休みがあります。月平均3200$くらいです。あまり稼げません普通です。

 

ピッキングとは

野菜の収穫を行うこと。野菜の種類によって違うが、ニッパーやナイフを使うことが多い。

 

※スーパーケイゴとは

人よりも倍以上ピッキングが速く取り残しがなく、トラクターのようにズッキーニを積むケイゴのこと。

 

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(ズーキーニ畑、ゴール地点まで果てしなく遠いので毎回うんざりします。端は肉眼では見えません)

 

 

 

それでは、また。

 

 

 

ayr backpackers

delta backpackersからayr backpackers(エアバッパー)へお引っ越しました。その理由は、ある香港人にエアバッパーを強くオススメされたからです。彼の名前はチュン(いつも半裸でタラコ唇がチャームポイント)。出会った瞬間に彼に好かれ、いきなりお昼ご飯を御馳走になりました。香港人コミュニティーの面々に私を紹介された時に、なぜかみんな急にザワザワしだし、その理由をチュンに聞いてみました。すると彼は、、、

 

「ケイゴのことみんながハンサムだと言ってるよ!」

 

っと言っていました。素直にうれしかった。だから、見やすく改行して強調しておきました。香港、台湾の女の子にかなりモテました、私のワーホリ自慢の一つです。

 

「エアバッパーについて」

オーストラリア人夫婦が経営していて、プール、TVルーム、バレーができる庭があります、wifiはありません。ドミトリータイプでレントは週140$(2014年当時の価格です、現在は値上がりしているみたいです)。バッパーの裏にシェアハウスもあります、こっちはめちゃくちゃキレイな部屋です、レントについてはわかりません。私ならキレイなシェアハウスよりもバッパーの方を選びます。というか、強くオススメします。バッパーの方にはいろんな国のバックパッカーがMIXされていて、めちゃくちゃ楽しいです。なぜかシェアハウスの方は日本人ばかりです、、、。

 

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(見ずらいですけど、エアバッパーの外観です。)

 

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(バレーコートと服を干す所。)

 

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(TVルーム、ワールドカップ観戦の時は60人ぐらいいました。熱気が凄かったです、いい経験。)

 

「エアバッパーが持つファーム先、仕事について」

気になる仕事については、かなり良かったです。仕事先は20~30?ファームぐらいあったと思います、たしか。時期によって仕事先のファームの増減があり、オススメは8月中旬からです。8月中旬からどこのファームも仕事が増えていきますがayrは人気エリアです。早いもの勝ちなので、早めにayrに行っておいたほうがいいと思います。私は4月中旬に行きました。

私が経験した仕事は、エビ、ズッキーニ、エッグプラント、カプシカム、チリ、キューカンバー、マンゴーです(ワーキングホリデー1年目)。私が経験した仕事の詳しい内容は次回に書きます。

 

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(エアバッパーの看板犬、可愛いでしょ?)

 

それでは、また。